恋人できたシリーズその⑦ 「俺、彼女としゃべってる内容なんて、女友達としゃべることと同じやで」
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「俺、彼女としゃべってる内容なんて、女友達としゃべることと同じやで」
某ミュージアムで働いていた時の、同僚の言葉です。
どういう文脈やったかとか、全く覚えてないんやけども、すごく印象に残ってる。
たぶん私は、恋人同士になるって、何か特別なことを話せるほどの関係になってからでないと、なれないって思い込んでいたんでしょうねー(例の、「白馬の王子様との運命のめぐり逢いを待っちゃってる、少女漫画脳」も関係していると思われますが^^;)。
漫画のヒロインが、ヒーローと、特別な会話ばかりをして近づいていくみたいなのを想像してたのかな。
でも、この言葉を聞いて、けっっっこう目からウロコっていうか、
「そっかー! 別に、恋人同士だからって、何か特別な、他の人とはしないような会話をしなきゃいけない(できるようにならないといけない)わけじゃないのかー!(それなら、できそうー!)」って思ったんだよね。
もちろん、結果的にするようになるのは、別としても。
がんばってそういう関係になることを目指さなくてもいい、ってこと。
そういう関係にならないと、意識すらしてもらえないんじゃないかと思っていた・・・節のある私。
しかし、どーーーやったらそんな関係性になれるのかは、さっぱりわからず。。。
過去の不毛な片思いでは、まだそれほど仲良くなってもいない相手との距離をがんばって縮めようと、やたら不自然な(エモい感じの^^;)話題を持ちかけたりとかして、なんとか「特別なことを話せる仲」になろうと躍起になってたりしたこともあったなー。
あーーーーーー。
恥ずかしい・・・orz 笑
ま、それも、経験だね。
なので、この言葉を意識してからは、そういう変な頑張り方がなくなって、「気楽な男友達」との「気楽な会話」をもっと楽しめばいいのかなって思えるようになった。
「気軽に話せる友達」が、何かのきっかけで恋人になるってことが、思ってる以上にありうるんだなーと思うようになったからね。
肩の力が抜けたんだろうなー。
そして、これを言った本人は、私がこの言葉にこんなにも影響を受けていたなんてことは露知らず、なんやろな~~^^笑
とある雪の日の、某ミュージアム&某キャラクターです。
恋人できたシリーズその⑥ 2つの起きあがりこぼし
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京都に住み始めてからしばらくして、関東から遊びに来てくれた友達と一緒に嵐山に行きました。
たぶん、中学の修学旅行以来の嵐山・・・!
そこで、ちりめん細工のお店に入って見つけたのが、小さな起きあがりこぼしたち。
めーーーっちゃかわいいのがいろいろあって、あれもこれも買いたくなっちゃったくらい。
ウサギのとか! カッパのとか!!
起きあがりこぼしは、「何度倒れても起き上がる」縁起物だってことはもちろん知ってたけど、このお店にあった説明書きで初めて知ったのが、
「家族が増えますように」という願いを込めて「家族の人数+1個」買うものなんだということ・・・!
へぇ~~~!!! 知らんかったわ~~~。
そんなにたくさんは買われへんし、「それ、ちょうどいいやーん♡」と思って、2つだけ選んで買ったのが、このふたりでした。
左の、平安貴族っぽい細目の御仁に一目惚れしてもーて即決。
右の「町娘」を添えてカップリングしてみたけど、よく考えると
時代やら身分やらツッコミどころあって笑えるw
もちろん、「家族が増えますように♡」っていう願いを込めて。
それからずっと、ひとり暮らしの部屋に飾っておいた。
まだ結婚したわけじゃないから、厳密には増えてないねんけど、一応その方向には向かってると思うし、何より、家族みたいに一緒にいてホッとする人(というより、自分の育った家族よりもホッとするわ~^^;)が現れたという意味では、ばっちりご利益あったなぁと思ってます。
私は、育ちがガチのキリスト教だったので(洗礼も受けた。その後棄教したけど)、小さい頃から、神社仏閣に関しては、「あれは、偶像崇拝よ!まがい物よ!」という教育を受けてきたんですね(苦笑)。
地元のお祭りにも行っちゃいけなかった。
修学旅行の時も、参拝しちゃ駄目って言われてた(形だけだったとしても)。
だから、棄教した後も、特に(一般的な日本人レベル程度の)信心とか関心もなくて、縁結び祈願とかもしたことないし、お守りとか買ったこともなくて(お守りって、つまり何なん?・・・みたいなw)、参拝も、なんか雰囲気というか、「一応日本人として?」「エンターテイメント的に?」くらいしかしないような人やねんけどねー。
なんかこれは、信じてみよっかなって思った^^☆
やっぱり自分がワクワク♡ってする縁起物とかって、ええなぁって思います。
だって、それが目に入るたびに、手に入れた時の気持ちを思い出したりして、なんかうれしくなるし、自分の思いを確認するよね。
そういう意味で。
あ、それから、似たような感じで、食器を買う時にできるだけペアで買っておくってのもやってたわ、そう言えば!!
部屋の中に、2つセットのものがある方が、パートナーが現れやすいって、どこかで読んだので。
下鴨神社の「葵双葉」の窪手(※)は、お気に入り。
「葵(あおい)」は、旧仮名遣いで「あふひ」。万葉集の歌で「逢ふ日」の掛詞になっていたりもして、これも縁起物。もちろん、「双葉」もペアを意味するし!
(※)くぼて:境内・糺の森から出土する縄文時代の土器。古くから、葵祭はじめ年中のお祭りのお供えを盛りつけていた器のひとつで、茶碗の源流なんだそう。職場の先輩に連れて行ってもらった「みたらし祭」で、この器に入れてもらったお水を飲んで、一目惚れ!!
これもまぁ、おそらくは、潜在意識に刷り込む系かな!?
「そのうち2人で使うことになるのだ♡」とか思いながら、ひとりで2つをローテーションで使うのも楽しいね^^
恋人できたシリーズその⑤ 幸せのイメージ写真
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潜在意識にイメージを刷り込むのに、写真はけっこう使えるらしい。
大好きなラブコメ映画のひとつ「ノッティングヒルの恋人」。
そのラストシーンが大好きで大好きで、
いつかこんな幸せな時間を過ごしたくて、
プリントアウトして、手帳のカバーにずっと入れてた。
この写真では、アナ(ジュリア・ロバーツ)のお腹が大きいけど、
私は、妊娠・出産願望はそこまで強くないので、
別に妊娠はしててもしてなくてもいいんだけど。
こんな風に美しい公園(駆け回る子供たちや太極拳してる人たちもいる)で、
エピソード付きのベンチで、読書してる本好きのパートナー、
いい天気、つないだ手、自分は膝枕に寝転んでマインドフルな時間・・・
憧れるなぁ・・・♡
今の彼となら、こんな時間が過ごせそうなのは、
容易に想像がつくんだー^^
この写真のことを書いてたら、さらに思い出したことがあった。
いわゆる「ビジョンボード」とか「宝地図」とか言われている、
自分が手に入れたい未来をイメージできる写真のコラージュボード、
その恋愛バージョンを作ったことがあったんだった!
・・・ちょっと恥ずかしいけどね。
ネットから探してきた画像とか、ポストカードとか、好きなマンガの好きなエピソードのページとかを貼って。
「いつかこんな風にキスしたいなー」とか「ハグしたいなー」とか「手ぇつなぎたいなー」とか、妄想してた。
全部叶ってるぅ♡^^
恋人できたシリーズその④ なんとなく宣言しておく(根拠なくふわっと信じて疑わない)
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以前やっていたブログの記事に、今住んでるアパートの部屋に関して、
「たぶん2~3年以内には結婚相手を見つけてこの部屋は出てしまうと思うので、」
って書いてたんだよねー。
この記事。2014年の11月。
書いた時は、100%全く何のあてもなく、「結婚相手」どころか「ちょっといい感じの人」さえも、「それらしき人」の影も形もないような状態。。。
むしろ、不毛でめんどくさい片思いの未練をひきずってるような感じすらあったんだけど(笑)、
まぁ2~3年あれば、きっと何かが起こるでしょ~っていう、根拠のない期待と楽観主義で、ほんまに「とりあえず言ってみただけ」でした。
それが、本当になりそうだー^^
(今、彼と一緒に住もうかって話が進んでるので)
こないだ、このトイレギャラリーをすっごく気に入ってくれたる友達が久しぶりに泊まりに来た時に、まさにこの話になって、
私が「そういや、ギャラリーができた時に、ブログに書いてたんだけどさ・・・」って、この「2~3年以内には・・・」の記述の話をしたら、
「えー! それ、すごくなーい! 書いておくもんだねぇ!」って言ってくれてさ、
なんかめっちゃうれしかったんだわ。
「もしも、そうならなかったら恥ずかしいから、そんなこと言えない」もしくは「叶わなかったら痛いから、言わない方がいい」って思う人もいると思うけど、
たぶんブログに書くくらいなら、2~3年後なんて誰~も覚えてないし(笑)、
叶っちゃったらニヤニヤするわ~
答え合わせするの楽しみ~
くらいの感じで、「来年には○○~」とか「2年後には○○だし」とか
テキトーに書いておくのも、楽しいかもよ^^
恋人できたシリーズその③ 理想の相手の条件を細かく書き出す
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理想の相手の条件を細かく書き出す。
これは、いろんな人が言ってるし、いろんな本に書いてあるので、なぜやった方がいいのかっていう理由は書かなくていいかー。
まぁ、私も、特定のブログを読んで、「よし、書こう!」って思って書いた気がするんだけど、そのブログのタイトルもブロガーの名前も忘れちゃったんで・・・。
「恋愛 条件 書き出す」とかで検索すると、いろいろ出てくるかと思います。
実際、書き出すのは楽しい。
片手間にやるんじゃなくて、きちんとゆっくりできる時間を取って、机の前で考えるのがおすすめー。好きな食べ物食べながら。好きな飲み物飲みながら。るんるんっ♪ってね。
コツは「どうせこんなの書き出しても、全部当てはまる人なんていないし」とか思いながら書くんじゃなくて、「やばーい!今から自分の好みの人間を一人創り出せるらしい!全部細かく設定できるけど、設定し忘れた属性は超テキトーな設定になってしまうらしいw」とか考えて、ありとあらゆる考慮ポイントを洗い出していくことかな~。
条件、っていうと何か「高望み」みたいなイメージあるけど、
ここでいう条件ってのは、
自分にとって、大切にしたい、譲れない価値観の棚卸しみたいな感じだと思う。
そう考えるとね、意外と「どうしても譲れないもの」みたいのは、数え切れないほどたくさんになってしまったりはしないと思うよ。
ちなみに私は、40個くらい書いた。
基本的なところでは、
・タバコ吸わない人
とか
・暴力ふるわない人
とかも、書いてた。
そのほか一部を紹介すると・・・
・本を読むのが好きな人
・料理が好き(おいしいもの食べるのも好き)な人
・身長は、私よりは高いけど175cm以下
・オルタナティブなライフスタイルが好きな人
・私の話をじっくり聞いてくれる人
・多様な価値観を受け入れられる人
・何か大変な過去を乗り越えてきた人
(その大変さに自分なりの意味づけができてる人)
・優しい人
・セッ クスについてオープンに話し合える人
・私が何も頑張らなくても、そのままの素の私が好きだと言ってくれる人
などなど
ちなみにここに挙げたのは全部当てはまってます、彼氏^^
ていうか、ほぼほぼ当てはまってるし、
当てはまってない項目は
・これから当てはまる(その未来が信じられる)
・私が考えを柔軟にする必要がある(それが自分でもしっくりくる)
・・・のどっちかなんだなーって、思える。
本気で考えて、日々見返してみたり、考え直して更新したりしてると、
新しい出会いがあった時に
「この人は、可能性ありだ!」なのか「この人は、ご縁なしだ」なのかが
割とすぐにわかるようにもなる気がするのも、便利なのではなかろうか。
恋人できたシリーズその② 服部みれいさんの『恋愛呼吸』
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これですね。
服部みれいさんの『恋愛呼吸』。
みれいさんは、「マーマーマガジン」の元編集長。
めっさ仕事できるし、著作もいろいろ出してはるステキな女性なんですが、
世のアラサー・アラフォーキャリアウーマンのごたぶんに漏れず、
「結婚とか恋愛とか(セッ クスとか)、いやー、どうしていいか、もうわからんちん!」
ってなってたそうなのです。
それが、加藤俊朗さんという呼吸の先生と出会って呼吸法を学び、
いい恋愛するための、ちょっとぶっとんだ呼吸法のレッスン(恋愛呼吸)を受けたら、
2回目のレッスンの翌日に、未来の夫となる人と出会って、
2週間後にはお互いに惹かれ合ってることを確認して結婚することに決めてたってんだから!w
おもしろいわー^^
たまにマーマーマガジンの読者だった私は、この本も、出て割とすぐの頃にパラパラと立ち読みしてたし、ごっつ恥ずかしい呼吸法(やり方は、本を読んでくださいw)も、確か試しにやってみてたと思います。
思います、っていうのは、忘れてたから。
こないだ、彼氏の本棚にこの本を見つけて(←それもちょっとびっくりしたけどw)「そーいや、この本、気になってたけどちゃんと読んでなかった気がするから、借りてくねー」とか言って借りてきて読んでみたら、「あ。途中まで、読んだことあったわ」ってなったのでした。
今考えると、遊び半分で1回やっておいただけでも、長い目で見て効果あったんかもなーと思ったりします(結果論と言われればそれまでだけどねん)。
潜在意識を変えるとか、体と心は深くつながっているっということがわかっている人には、けっこうおすすめだと思うなー。
立ち読みして、今の自分にはちょっと無理だわーと思ったら、やめておきましょう(笑)。
ちなみに、みれいさんも、この本に載っている加藤さんとの対談(元はマーマーの記事)の中で
「語弊があるかもしれませんが、比較的誰でもいいんです(笑)」って言ってます!(p.52)
恋人できたシリーズその①「この人じゃなきゃ駄目!」と「誰でもいい」の間
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結局、恋愛の相手探しって、
「この人じゃなきゃ駄目!」と「誰でもいい」の、グラデーションの間のどこか、なんだろうな。人によって、どのあたりかは違うけど。
この考え方が、自分の中ではけっこう大事だったかなと思う。
しょっちゅう頭の中で思っていた。
私は少女漫画を読みまくって育ってるので、「白馬の王子様願望」とか、「運命の人とのめぐり逢いに対する期待」は筋金入り。
ほとんど洗脳といってもいいくらい(笑)。
まぁ、日本人女子はこういう人多いよね~。
伝統的な少女漫画の王道パターンは、ひと言で言えば「さえない(何かしらハンデのある)女の子が、完璧なヒーローに愛されて、幸せになる」というやつだから、よっぽど身近にリアルな恋愛上手の大人がいて影響受けたとか、割と早いうちから失敗を恐れずに自分で体当たりして好きな人と向き合って現実を体感してきたとかで、「漫画は漫画、現実とはまた別物」って気付いてる人じゃないと、みんなそれなりに幻想を抱いたままになりがちな気がする。。。
話がずれた。
そう、とにかく「この人じゃなきゃ駄目!」って思えないと、それは本当の恋じゃないって、無意識に思い込んでる自分にまずは気づいたことかな。
私は、けっこういい大人になっても、刷り込みから逃れていなかった気がした(言葉にして思ってたわけじゃないにしても)。
以前使ってた「ほぼ日手帳」に、
「よしもとばななさんへ 恋について、10の質問」
という記事の抜き書きが載っていて、それがこんな言葉だったのね。
――ばななさんの恋愛観は、いま、どのようなものになってきましたか?
あきらめがついてきました。
あらゆる意味で。
そして育てること(関係性を)に興味がわいてきました。
大事に育てると、他にとりかえようとは思わないものです
(夫との関係ですが、
それは子どもとの関係とある意味似ていると思います。)。
この、「関係性を育てる」っていうのは、すごくいいなぁと思って、ずっと心の中に持っていたんだよねー。
だから、「誰と」よりも、きっと、ある意味相手は誰でもいいから「どのように」の方が大事なんだろうなーと思うようになっていたってのがある。
よしもとばななは、私がこれまでに影響を受けた作家の代表格みたいな人なので。
ちなみに、今の彼と付き合い始める時に、
彼が「この関係を大事に育てたい」と言ってくれたのも、私の中ではツボでした♡
(植物を育てるのが好きな人なので、尚更「育てる」っていう言葉に込められた感覚が嬉しかったりもして)
それから、昔ながらの女性のからだの智恵と力について書いたり話したりしている
若杉ばあちゃん
若杉ばあちゃんの公式ホームページ - 若杉ばあちゃん公式ホームページ
とか
三砂ちづるさん
Misago Chizuru | 世界の 変革は あたたかい からだ から
の著作なんかを読んでいたら、
「相手は、誰でもいいのよ」とか書いてあるんだよね。
それは、言葉の綾だってのもわかるけど、ある意味では真実なんだろうなと思って。
私たちは、あまりにも頭で考えすぎているから。
ちょっと極端な言い方するくらいの方が、バランス取れるんだろうなーって。
あとは、
RADWIMPSの「G行為」って曲の歌詞に、妙に納得してしまうところがあって、
http://j-lyric.net/artist/a04ac97/l024598.html
(※著作権の関係上、ここには引用しないので、リンク先に飛んで読んでみてね)
まぁけっこうエグいというか、自虐的な感じもある、決してカッコよくはない歌なんだけど、最後の4行だよねー。
確かになーって。
そういう意味でも、
「この人じゃなきゃ駄目!」と「誰でもいい」の間。