「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、Queenのすごさがやっと肌でわかった。
ウワーッ
なちこです(*'∀')/
観てきました。
観てきました!
BOHEMIAN RHAPSODY !!
めちゃめちゃよかったです!
観ようと思ったきっかけ
Facebookでつながっている知り合いがどうやらQueenの大大大ファンらしく、何度も観に行ってそのたび号泣という投稿を上げていて「それってファンだからなの? それともファンじゃなくても?」と興味を持ったのがまず最初のきっかけ。
そもそも、その人が投稿してくれなかったら、映画の存在自体も知らなかった可能性がある(流行りに疎いので……)。
そして次に、同じくFacebookで、全然Queenファンでもなんでもない友達が「よかった。Queen好きじゃなくても楽しめる映画」的なことを言ってたから。
Queenは、高校の時に友達にCDを借りて聴いたことがあったんだけど(自分から借りたいと言ったのか、興味なかったけど貸してくれたのかは覚えてないやー)、何曲かメジャーな曲を好きになったものの、いかんせんリアルタイムで感じてはいないので「何がそんなにすごいのか」が理屈として(言葉にすると何なのか)わからなかったんだよね。このへんはビートルズとか他の伝説的ミュージシャンも同じだけど。
でも、とにかく“すごい”らしいのは伝え聞くわけで、この映画を観たら、その“すごさ”が少しでもわかるかな、と思ったから。
最後に、音楽好きのパートナーを誘ってみたら、同じく気になってたらしく「行こう行こう!♪٩( 'ω' ) ٩( 'ω' )و♪」」となったから。
クィーンについての前知識
有名なバンドだってことはわかってたものの、映画を観る前にQueenについて知ってることは少なかった。
ちなみに私は1983年生まれ。
◯ボーカルの名前がフレディ・マーキュリー。
◯フレディはゲイ(厳密にはバイかな)。
◯フレディのファッションセンスが奇抜。
(私はそれが全然カッコよくは見えなくて、時代が違うから変に見えるのか、当時も当時で変だったけどそこがウケて人気だったのか、どっち?とずっと思ってた笑)
◯何人組のバンドかすら知らない。
◯知ってる曲は
・Bohemian Rhapsody
・Killer Queen
・Bicycle Race
・Don’t Stop Me Now
・Somebody to love
・We Will Rock You
・We Are The Champions あたりの有名どころ。
CMとかで使われていたりFMラジオでよく流れたりして聴いたことある、ってのがほとんど(ただし、曲名が定かだったのはBohemian Rhapsodyくらい)。
◯高校の時友達に借りたアルバムがどのアルバムだったのかも覚えてない
が、Bycycle Raceを初めて聴いたのはその時借りたCDだったことはよく覚えてるw
◯Bohemian Rhapsodyは、初めて聴いた時から「なんじゃこりゃ。なんかすげーな」と思っていたが、何がすごいのかは全然わからなかった。
◯フレディはAIDSで亡くなったらしい。
ライブエイドという大きなイベントがあったのは知ってたけど、実際どのくらいの規模だったかとか、どんなミュージシャンが出演しかたかとかは全く知らなかった。
こんな感じの私だったけど、映画は十分楽しめたし、むしろ何も知らない人でも楽しめると思った。
音楽(特にロック)が好きで、一度でもロック音楽に何らかの形で酔いしれたことがある人なら誰でも!おすすめ!!
どんな内容か(ネタバレなし)
「前評判」は見聞きしてたものの、「前知識」は何も仕入れてなかったので、実は、観始めるまで、ドキュメンタリー映画かと思っていた。
違った。
実話を元にしたドラマでした。
一言で言えば、「伝説のロックパフォーマーであるフレディ・マーキュリーの成功と葛藤を描いた伝記的なドラマ映画」ですね。
かなり丁寧に、事実に忠実に作り込んである印象(多少は盛ってるとこもあるだろうけど)。
ライブやレコーディング、作曲時の再現シーンがたくさんあって、とにかく一緒に歌いたくなる。
体を動かしたくなる!
(「胸アツ応援上映」という、拍手OK、発声OK、サイリウムOK、コスプレOKのイベント上映もけっこうあったらしい。まだやってるなら行きたい…!!)
今とは比べ物にならないくらいセクシャルマイノリティに対する偏見の強かった時代なので、そのへんの肌感覚も感じることができる作品です。
映画を観て初めて知ったこと
いくらでもあるけど
・フレディの出自
・メアリーの存在
・イギリスのバンドだってこと
・マイア・ヒラサワの曲「Boom!」に“Show Must Go On Like Freddie sang”という歌詞があるんだけど、このFreddiがフレディ・マーキュリーのことだろうとはわかってたものの、どの曲のことなのかわかってなかった。
エンドロールの2曲目に流れてたShow Must Go On、「これかー!」。
・レディーガガの名前の由来って、QueenのRADIO GA GAって曲だったのかー!
映画を観終わった後にも気になることがいっぱいあって、ネットで情報を検索したりして新たに知ることがたくさんです。
感想(若干ネタバレ)
・まず、「Queenの“すごさ”が何なのかを知りたい」という当初の目的は完全に達成された。言葉にしなくても、肌で感じられたのが本当によかった。
映像技術の発達によって、まるでその時代のその場所に自分がいたかのように錯覚できそうなレベルでQueenの音楽が味わえたのは本当に幸せな体験だった。
終わった瞬間にすぐ「もう一回観たい!!」と思いました。
・「Queenはかなり好き」という、音楽好きのパートナーと一緒に観に行けたのもよかった。特にBohemian Rhapsodyのコーラスのレコーディングシーンで、ロジャーが「ガリレオー ガリレオー」って何度も歌わされるシーンがツボ過ぎて、映画終わってから2人でそのシーンを再現し合って爆笑ww
・キャストがやたら本人そっくりの俳優さんたちを揃えてあって、最初「え?え?」ってなったw まぁ、言うても私はフレディくらいしか顔を認識してなかってんけど、一緒に観に行ったパートナーが「ブライアン・メイが本人とそっくりすぎwww」言うてました。
本物のブライアン・メイも「映像を見たら本当に自分に見えた」って…!
・パートナーは、帰りの車の中でさっそくサントラをダウンロードしてた。(早っ)
私はQueenの曲はけっこうamzon prime musicで聴けるから、別にサントラは買わなくてもいいかなーと思ったんだけど、
にゃんと!😺
今ちょうどamazon music unlimited の「3か月99円」キャンペーンやってるみたいで、体験登録したらこのサントラも聴き放題だということがわかったので、まんまと登録してしまった!🤣 でもほんまラッキー♪
99円で、ヘビーローテーション。
映画の余韻に 浸りまくりです。
・ぬこ!ぬこ!!🐱🐈😻
フレディの飼ってる猫たちがかわいすぎる!!
・「伝説の人」がなぜどうやって「伝説」になったのかを、ストーリー作品として 残すことって本当に重要だなって思った。
Youtubeがある生活が当たり前になり、ネットで音楽がダウンロードできる時代になって、古い音楽も新しい音楽も、それほど年代を意識せずに楽しんでいる世代はもう出始めていて、たしかに曲そのものをただ聴いて「いい曲だな」「好きだな」って理屈じゃなく思えることも素晴らしいけど、やっぱりその時代だからこそ生まれた音楽や、それを生み出した人のバックグラウンドを知らずには語れない音楽はたくさんあって、そういう作品外の情報を、ちゃんと追えるようにしておくのは大事やね。
本やネットの記述を読んだり、ドキュメンタリーを観たりしてもいいけど、この映画はストーリーにどっぷり浸かって知っていけたのが本当によかったです。